この記事でわかること
- サウナとは
- サウナでのととのい方
- サウナで「ととのう」ということ
サウナについて
誰しも、一度はサウナに入ったことがあると思います。
だいたいは、このようなきっかけではないでしょうか。とりあえず入ってみたものの、熱くてすぐに出てしまったのではないでしょうか。
そして、結局痩せないしもういいや、となってしまったのではないでしょうか。
残念ながら、サウナにダイエット効果はほとんど期待できません。サウナの中を想像してください。おじさん達(決してスタイリッシュとは言い難い(^^;))でいっぱいです。
そうです、サウナにダイエット効果があるのならば、サウナ室の中には細マッチョがひしめきあっているはずなんです。
ではサウナのメリットは何か?それは「ととのう」ことです。
「サ道」との出会い
僕がサウナと出会ったのは、「サ道」というドラマがきっかけです。原作は漫画というこの作品、amazonプライムビデオでの評価が高かったから見たのですが、まぁ面白かったです(^^)
ただ単に、おじさんがサウナに入るだけのドラマです(^^;) サウナに入って「ととのって」いるんです。非常に気持ちよさそうなので、つい僕もサウナに行きたくなったのです。
サウナの道、略して「サ道」(剣の道が『剣道』のような感じでしょうか)
ドラマ「サ道」公式ホームページ↓
サウナでのととのい方
サウナで「ととのう」手順をお教えします。
流れはこんな感じです。
一つずつ解説していきます。
まずは体を清める
大浴場に入ったら、まずは体を清めましょう。端的に言えば、洗い場で全身洗うということです。
これについては、とやかく言うつもりありません。洗う順番等は、各々のスタイルがあると思いますので(^^)
サウナに入る
全身を清めたら、いよいよサウナに入ります。
たいていのサウナは、階段状になっています。熱い空気は上に行きますから、上段の方が熱いです。慣れないうちは、下の方に座った方がいいかもしれません。
6~10分ほど耐えます。もちろん、ムリは禁物です。
テレビが付属しているところが多いので、テレビを見ていれば時間も過ぎることでしょう。
ダメだと思ったらすぐに出ましょう。
水風呂に入る
サウナから出たら、水風呂に入りましょう。
サウナで汗をかいていると思いますので、かけ湯で汗を落としてからがいいでしょう。
むちゃくちゃ冷たいです。我慢して肩までつかりましょう。
1回目は、10秒ぐらいでいいと思います。2回目で20秒、3回目で30秒といった具合です。
サウナ⇔水風呂を繰り返すと、水風呂に入れる時間が長くなっていきます。体が温まってくるのです。
休憩する
水風呂から出たら、タオルで体の水分を軽く拭きとりましょう。ぬれたままだと、水分に体の熱が急激に奪われます。
体を拭いたら、大浴場のどこかに椅子があると思いますので座って休憩しましょう。
椅子に座って数分間、ぼーっとして過ごしましょう。
僕は以前まで、サウナ⇔水風呂の往復だけだったのですが、サウナを楽しむ本質はこの休憩にありということに気づきました。
水分補給
休憩後は、水分補給しましょう。サウナで汗をかくので、水分補給は必要です。
大浴場内に給水器があればベストです。水を飲みましょう。
なければ、ペットボトルで水分を大浴場に持ち込むといいでしょう。水か、カフェインゼロのお茶がいいです。
大浴場に水分を持ち込むのが面倒な方は、脱衣所で水分を十分に補給してから入りましょう。
繰り返すと、「ととのう」
サウナ→水風呂→休憩→水分補給 を繰り返しましょう。
だいたい3度目の休憩で、「ととのう」状態になります。
サウナで血管が膨張、水風呂で血管が収縮、これを繰り返すことで血液の流れが活発になります。
全身に血が巡り、温冷交代浴によりディープリラックスの状態になると言われています。
脳にどんどん血が巡って頭は覚醒状態ですが、体はリラックスしている状態です。
この感覚はなんともいえない気持ちよさがあります。これが「ととのう」という状態なのです。
脳から快楽物質があふれ出てくる感じです。
クスリをキメたらこんな感じなんだろうな、と思います。クスリをキメたことはないですが(^^;)
「あー、今日もととのったな~(^o^)」ってなります。
サウナのメリット
サウナのメリットは以下のとおりです。
一つずつ解説していきます。
単純に気持ちいい
寒い日に入る、アツアツのお風呂って気持ちいいですよね。
また、蒸し暑い日に、クーラーのよくきいたお店に入るのも気持ちいいですよね。
サウナと水風呂を交互に入るという温冷交代浴は、意図的にこの状態を作り出しているのです。
サウナは、単純に気持ちいいんです(^^)
睡眠の質が上がる
温冷交代浴は、体が疲れます。熱いところと寒いところを行ったり来たり、体には負担がかかります。
体が疲れるので、深く眠ることができます。深く眠ることができるので、睡眠の質が上がってよりスッキリ起きることができます。
ととのう
サウナー(サウナを愛する人)は、「ととのう」という表現をよく使います。
「気持ちが整う」ということです。自分の気持ちが整理できるのです。
現代は、普通に暮らしているだけでも情報のインプットが過多となっています。テレビ、パソコン、スマホ…現代人はヒマさえあれば、いずれかのメディアに触れ、情報をインプットし続けております。
入ってくる情報を整理しきれず、脳はパンク寸前です。
一方サウナでどうでしょう。
熱いのと寒いのに耐える、これだけです(笑)入ってくる情報の量が少なく、一時的にでもインプット過多の状態から逃避できるのです。
また、サウナでは一時的に悩みを忘れられます。熱いのと寒いのに耐える、この状態では人は悩むヒマがないのです。
本能的に、目の前の危機である熱さと寒さをどう対処するかに注力するようになり、現実の悩みを忘れてしまいます。
一時的とはいえ、悩みを忘れるのは大切なことです。悩みがどうでもいいことのように感じられたらこっちのものです。
サウナ、水風呂後の休憩中は、温冷交代浴で血が巡り、脳が覚醒状態となっています。この状態で、余計な情報が入ってくることなく、悩みもなければどうなるか。自分と向き合えるのです。
走馬灯のように、いろいろなことがぐるぐると頭をよぎります。そして、脳から快楽物質がどんどん出ます。
一種の悟りを開いた状態になります。また、謎の全能感も味わうこともできます。
世の中の全てがわかり、自分は何でもできそうな気もしてきます。
それが、「ととのう」ということです。
一時的な感情かもしれませんが、またサウナに行けばこの状態になれる。そう信じてサウナーは日々、サウナに通うのです。
まとめ
新しく何かを始めたかったり、リフレッシュしたい方は、サウナに行くのをおすすめします。
温冷交代浴は単純に気持ちいいです。また、脳が覚醒することにより、ととのいます。
「ととのう」のは、何とも言えない快感ですので、ぜひ一度お試しあれ!
サウナに行きたくなった方向けに、サウナの探し方についての記事も書きました。よかったら見てください(^^)
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