男子校出身者がモテるための戦略

男子校出身 私生活

男子校、それは思春期に女子との接触を一切禁じられた男達が集う監獄です。男子校を卒業(脱獄)して、「さぁついにモテライフの始まりだ!」と意気込んだはいいものの、全然モテなくて困っている人も多いのではないでしょうか。この記事では、男子校出身でモテずに苦しんでいる人のために、男子校の光と闇、そしてモテるための打開策について解説します。僕の独断と偏見を多く含みますが、モテる男になるための参考になると思います。ちなみに僕は、中高一貫男子校出身で、大学・大学院は理系、現在は技術職で男性9割以上の職場に所属しているという、男の中の男です(笑)

男子校に通うだけでモテなくなる

まず、男子校出身者が「モテ」に関して圧倒的に不利になる理由を解説します。男子校に通うだけでモテにくくなります。いわば、男子校の闇の部分について説明します。

男子校出身者がモテない理由
  • 共学出身者との圧倒的な差
  • 女性と対等に接することができない
  • 女子校出身ほどの価値がない(泣)
  • 青春コンプレックスになる

一つずつ解説していきます。

共学出身者との圧倒的な差

男子校出身者は、男女共学の出身者と比べてモテの面で大きく遅れをとることになります。

共学出身者は、学校生活を女子と一緒の空間で過ごすことができるので、否が応でも女子と接する機会に恵まれます。日常的に女子と接して慣れることができるわけです。不慣れが原因で女性相手に異常に緊張してしまうということはないでしょう。日常生活を女子がいる空間で過ごすこと、これだけで貴重な経験値が得られます。

一方、男子校に通うと生活空間から女子が一切排除されます。女子と一緒に過ごしたり、女子と接するといった経験をすることができません。その結果、男子校を卒業後、女性相手に異常に緊張するようになります。女性という未知の存在にどう接していいのかわからず、ビビってしまうのです。女性相手に、自分本来の魅力を発揮して接することができませんから、モテなくて当然です。女性は、緊張してガチガチな男に対して「あら素敵!」とときめくことはありません。

女子が豊富に存在する空間で過ごした経験があるか否かは、モテに関して雲泥の差を生むことになると僕は思います。日本で育った人は、英語圏で育った子どもよりも英語がヘタなのは当然です。野球をやったことのない人は、野球部補欠よりも野球がヘタなのは当然です。ゲーム未経験者はストリートファイター(格ゲー)で経験者に勝てないのは当然です。それらと同じように、男子校出身者は、共学出身者よりも女性と接するのがヘタで当然なのです。そう、男子校出身というだけで、モテから遠ざかってしまうのは紛れもない事実ということです。

女性と対等に接することができない

男子校に通うと、人として女性と対等に接することが困難になります。僕は男子校を卒業した直後、女性とまともにしゃべることができませんでした。女性と話すのに緊張するだけではなく、なぜか罪悪感を抱くことすらありました。今から考えると、それは「女性を神格化してしまうこと」と「女性を性的対象としてしか見なくなってしまうこと」が原因だと思います。

男子校に通うと、年頃の現実の女性と接する機会はありません。女性との接点といえば、芸能人・アイドル・セクシー女優をテレビやPCで見るぐらいでした。画面の中の女性はとても美しく、太陽のように輝いていて、もはや別世界の生き物です。「オレとは違う種族…まるで神様だ!」と彼女らを神格化していました。同時に「それに比べてオレは…」と引け目を感じていました。現実の女性との接点がないと、女性を神格化して自分を卑下するようになってしまうと思います。「女性が上の存在、自分が下の存在」と無意識に認識するようになり、対等な関係を築くことが難しくなります。美人を目の前にすればたいていの男は緊張するものですが、男子校出身者はあらゆる女性に対してこうなってしまうのです。

女性を神格化してしまうだけでなく、性的対象として見てしまうのも問題だと思います。リアルな女性との接点がなく、女性的な魅力を売りにしているアイドルやセクシー女優しか見ていないのですからそうなるのは必然と言えるでしょう。当たり前ですが、女性を性的対象としてしか見ないのは失礼な話です。しかし、三大欲求のひとつである性欲を排除するのは人間として不可能です。出家して仏門に入るぐらいしないと、欲望を消すのはムリでしょう。しかも、血気盛んな男子学生の性欲は半端ないです。全く、男ってものは仕方がないですね(笑) 男子校出身者の問題点は、女性の人間性の部分を見ずに、女性を性的対象として「しか」見なくなってしまうところです。でもそれは仕方ありません。女性と、人として接する機会がなかったのですから。本能的に性的対象としてしか認識できなくなるのは当たり前だと思います。でも、男子校出身者は獣ではなく、むしろ紳士(のはず)です。性的対象として見てしまう己の本能を自覚しています。だから女性と接する時に、「なんか申し訳ない」「本能が出てしまわないように制御せねば!」等の様々な感情が生じます。罪悪感等を抱きながら女性と接する事になるので自分の魅力を発揮して振る舞うことができず、結果的にモテなくなります。

人として対等に接する事から女性との交流は始まります。男子校出身者にとってこの第一ステップが大きな難関となり、つまずいてしまうわけです。

女子校出身ほどの価値がない(泣)

合コンなどの出会いの場で、女子校出身の女性がいると、男たちののテンションは爆上がりします。男というものは女子校に対して、「清楚」「女の花園」「いいにおいしそう」など、都合のいい妄想をしてしまいます。全く、男ってやつは…(笑) そのため、「女子校出身」というステータスは、女性のモテ要素として機能します。

一方、男子校出身というのはどうでしょうか。僕の経験上、男子校出身という経歴だけでモテたことは一切ありません。そう、男子校出身者には、女子校出身者ほどの価値がないのです(泣) 男女平等が叫ばれて久しいですが、この部分には大きな不公平があります。

これは、男女間の性差によるものだと思います。男は本能的に、男慣れしていない女性を好む傾向にあると思います。男性経験の少ない女性の方が、こちらのした事に喜んでくれやすいし、他の男との比較もされにくいからでしょう。要は、男慣れしていない女性の方が男にとって都合が良いので、女子校出身の女性はモテるんだと思います(全く、男ってやつは…(笑))。一方、女性は男性にリードしてほしいと思う傾向が強いです。女性が男に求めるのは、頼りがいです。頼りになる男はモテます。女性側からすると、その男性の女性経験はあまり気にならないと思います。それよりも、「私を満足させてくれそうか」で判断していると思います。男子校出身者は、女性経験のなさにより、実力を発揮できずに女性をうまくリードできないことも多いでしょう。結果、女子校出身者のようにモテるどころか、逆にモテにくくなってしまうのです。

青春コンプレックスになる

思春期の男は、女子に対して興味津々です。「女なんて興味ねぇけど?」みたいな逆張りの振る舞いをしがちですが、それはただの強がりです(笑) 男子校に通うと、青春時代にいちばん興味を持っている対象である女子と接する機会を奪われることになります。自分の意志で男子校に入学したのであればまだしも、親の意向で入学させられたのであれば、残念としか言いようがありません。僕はこのタイプです(^^;) 当時とても理不尽に感じましたし、卒業して10年以上経った今でも納得していません。特に悪いことをしたわけでもないのに、青春時代に女子のいない環境で過ごさなければならないって、ひどい罰ゲームだと思います。前世でかなりの大罪を犯したのだろうと自分に言い聞かせています(笑)

男子校に通っている時はまだいいかもしれません。本当の絶望は、卒業後に襲ってきます。卒業後、あることに気づきます。文化祭や修学旅行などの青春の定番イベントを、女子と共に過ごしていないことに。そしてこれらの思い出は、一生手に入れることができないことに。僕たち男子校出身者は、青春時代を女子と過ごすという体験を一生することができません。これまでも・これからも、生きている間に絶対に体験できない事実を知ることで、大きな絶望を味わうことになります。青春コンプレックスというやつですね。そしてその絶望は一度や二度ではなく、卒業後の人生で何度も味わうことになります。共学出身者の高校時代の思い出を聞いたとき、街中の高校生カップルを目にしたとき、高校をテーマにした男女の恋愛ドラマを見たとき、…など。普通に生活していたらコンプレックスを刺激する場面にけっこう遭遇します。

僕は「ときめきメモリアル」というゲームをやって、思い出を埋めようとしたことがあります。ときメモの存在は、青春コンプレックスを緩和してくれましたので、とても感謝しています。とはいえ、リアルで女子のいる青春時代を過ごしてみたかったなぁとは思いますが(^^;)

また、「思い出がない」ということ以外にも落ち込むことがあります。それは、共学出身で勉強ができてモテる男に対してコンプレックスを抱くということです。「こっちは男子校で勉強しかしてこなかったというのに!共学で女子との思い出を満喫した上で、勉強もオレよりできてモテるなんて。完全にオレの上位互換じゃないか…!ズルい!」という感情を持っていた時期がありました。余談ですが(笑)

結果、かなりこじらせる

ここまで書いたとおり、僕自身もかなりの重傷です。でも、よく考えてみると当然の話です。男子校は、自然界では50:50であるはずの男女比が、100:0になっているというおかしな空間です。人工的につくり出された場所で多感な時期を過ごしたのですから、ノーマルな人格に育つはずがありません

以上から、男子校に通うだけでモテるのが難しくなる理由をわかっていただけたのではないでしょうか。

男子校出身で良かったこと

僕は本音では共学に通いたかったと今でも思っています。人生が3回あるなら、そのうち1回ぐらいは男子校に通ってもいいと思います。でも、人生は1回しかありません。その前提ですが、男子校出身で良かったと思うこともいくつかあります。男子校の光の側面も紹介します。

男子校出身で良かったこと
  • 学力と社会的地位を得られた
  • 経済的には困らなかった
  • 男子校出身者と共感できる
  • DQNや女子からのイジメはなかった
  • モテない事をネタにできる
  • 情にアツい献身的な男になれる
  • 紳士的な振る舞いができる

一つずつ解説していきます。

学力と社会的地位を得られた

男子校に通うと、女子と接する時間はありません。そして、恋で悩む時間も当然ゼロです。つまり、共学に通う人よりも異性関係で使う時間がありません。余った時間を別の事に使えるわけです。男子校は進学校であることが多く、僕の通っていた学校もそうでした。周りも勉強しているし、他にやることもないからという理由で、空いた時間を勉強に捧げていました。結果として、偏差値の高い大学に合格できたり、それなりの会社に入社することができました。そう、男子校に通うことで、結果的にそれなりの学力と社会的地位を得ることができたのです。女子と接する時間を我慢して得ることができた学力と社会的地位には、大きな価値があると思います。「社会人としてちゃんとしている」というのは、大人になってからモテ要素として機能します。学力と社会的地位を得られたのは、男子校に通ったおかげだと思います。

経済的には困らなかった

男子校は私立の場合が多いです。私立は公立に比べて学費が高いので、経済的に困窮していれば通うことはできません。確かに、クラスメイトはお金持ちのヤツが多かったです。僕の実家はそれほどお金持ちではありませんが、貧乏というわけでもありません。幸い、極貧生活とは無縁で過ごしてこれました。一方、経済的に困窮している人は、モテるかどうかなんて考えている余裕はありません。日々の生活で大きな悩みを抱えているでしょうから、それどころではありません。僕は、男子校に通ったから、というよりも貧乏じゃなかったから男子校に通えたという事なのですが、経済的に困らなかったのも幸福なことと言えます。

男子校出身者と共感できる

大人になってから、出会った人が男子校出身だったとわかった時、男子校の話題でかなり盛り上がれます。「女子がいなくて辛い青春時代だった」とかそういった共通の話題でかなり会話が弾みます。まれに、中高一貫で6年間、男子校に通ったという猛者に遭遇することがありますが、ヤバいぐらい盛り上がります。僕はそういう猛者には「懲役6年、おつとめご苦労様です!」と言ってねぎらいの言葉をかけています(笑) なお、僕も懲役6年の受刑者でした(^^;)

DQNや女子からのイジメはなかった

多くの場合、どの学校にもDQN(「ドキュン」と読む、ろくでもないヤンキーという認識でOK)は存在します。思春期で盛ったDQNは、当然モテたいと考えています。オスとして優れている事を見せるために、イジメをするような生き物です。男子校には女子がいませんから、イキリDQNに女子への見せしめとしていじめられるというようなことはありませんでした。ヤンチャなヤツはいましたが、気のいいヤツが多かったです。もし女子がいる環境だったら状況は違ったかもしれませんが。また、徒党を組んだ女子から集団で陰湿なイジメを受けるということもありませんでした。女子がいることによって発生する厄介事の被害を受けなかったのは幸いと言えます。

モテない事をネタにできる

男子校出身というのをモテない言い訳にすることができます。青春時代に女子との出会いがなかったのですから立派な(?)理由です。さらに上級者になれば、モテないのを自虐ネタとして使うこともできます。「職務経歴で6年も空白期間あるヤツってヤバいよな?恋愛に関して、オレまさにその状態。どうも、恋愛ニートです!でも、モテへのやる気は半端ないぜ!?」とか言って、ウケを狙うことができます。明るく言うことで、ひとつの話題として場を盛り上げることができます。なお、悲壮感を出しながら言うと、お葬式みたいな雰囲気になるので注意が必要です(笑) 男子校出身であることをモテないネタにまで昇華させることができれば、上級者と言えるでしょう。

情にアツい献身的な男になれる

これは完全に僕の偏見なのですが、男子校出身には情にアツく献身的な人が多いような気がします。下心なしで、無償で人助けをするという経験を、若い頃にしたかどうかは大きいと思います。学校生活では、困っている友達を助けるという場面はよくあります。消しゴムを貸してあげたり、ケガをした友人のお見舞いに行ってあげたり、などです。人助けをして感謝されるのは、とても気持ちいいものです。若いときにこういった経験をすることで、大人になってから情にアツく献身的な人間になれると思います。じゃあ別に男子校だろうが共学だろうが経験できるでしょって思うことでしょう。確かにそのとおりです。でも、共学にいると混じりっけなしの純粋な心で人助けをするが難しくなると思うのです。異性や金などの、人の欲望に関わる要素が絡むと、人間は打算的な行動をしてしまいます。人助けの際に「これやったら女子にカッコいいと思われるかな?」という邪念が1ミリぐらいは入ってしまうと思うのです。つまり共学に通っていたら、混じりっけなしの純粋な気持ちでの人助けをしづらくなるのではないでしょうか。男子校にいれば、異性関係の邪念なく行動できます。その純粋さから生じた行動で得られた経験によって、情にアツく献身的な人間になることができると思います。

紳士的な振る舞いができる

女性慣れしていないことによるメリットは少ないながらもあります。それは、紳士的な振る舞いができるということです。女性慣れしたイキリ野郎なんかは、「おいブス」とか平気で言うじゃないですか(偏見かもしれませんが(^^;))。DV男なんかがモテたりもします。おそらく、そういったオラついた言動を喜ぶ女性も一定数いるのでしょう。でも、男子校出身者にこういった振る舞いはできないでしょう。男子校出身者はイキリ野郎とは逆に、女性を丁重に扱います。人は、よくわからない相手に対しては丁寧な振る舞いをするものです。初対面の人に対して、敬語を話すのがその典型でしょう。男子校出身者にとって女性は未知の存在です。つまり図らずしも紳士的な振る舞いができるのです。実際に、僕は女性から「紳士的ですね」と褒められた経験が何回もあります。別に紳士的に振る舞っているつもりはなく、無意識にそうしていただけなのですが、そう捉えてくれる女性もいます。男子校出身者は、イキリ野郎のように振る舞うのは難しいことでしょう。ですが、無意識に紳士的な振る舞いができるはずです。紳士的な振る舞いができるようになった事も、男子校出身で良かったと思う点です。

意外とメリットあり

男子校出身のメリットを挙げたら意外とありましたね(笑) それなりには楽しかったし、悪くはない場所だったとは思います。

男子校出身者がモテるようになるには

ここまで、男子校に関する光と闇について解説しました。多少のメリットはあるものの、デメリットが大きすぎてモテの面で大きく不利になるのは確実です。そんな男子校出身者でも、大人になってからモテるようになることはできます。モテるのに遅すぎるなんてことはありません。モテるようになるための心構え・立ち回りについて解説します。

男子校出身者がモテるための心構え・立ち回り
  • 農耕民族ではなく狩猟民族になるべし
  • 出会いの場に赴くべし
  • 不平等の悔しさを原動力にすべし

一つずつ解説していきます。

農耕民族ではなく狩猟民族になるべし

まず、モテるかどうかで最も重要なのは、女性との出会いの数です。これは単純な話で、100人の女性と出会える男と、1人の女性としか出会えない男ではどちらがモテるかという話です。100人の女性と出会える男の方がチャンスの数が多いので、確実にモテます。「モテるために重要なのは、男らしさとかトークスキルっしょ!」などと甘っちょろいことを思っていた時期が僕にもありました。でも、男としての魅力が多少劣っていても、出会いの数が多ければ余裕で挽回できます。逆に、いくら男としての価値が高くとも、女性との接点がゼロであれば、当然ながらモテません。キムタクや佐藤健のような明確なイケメンであっても、女性から隔離された環境に入れられてしまえばモテようがありません

社会人になると、年頃の女性と出会うのが難しくなります。社会人になったら日本企業に所属する人がほとんどです。日本企業を構成する人員は、男性が多く女性は少ないです。日本はまだまだ男社会です。また、ただでさえ貴重な職場の女性も、年頃の女性に限定すれば、さらにレアになります。会社勤めで普通に働いて生きているだけでは、年頃の女性に出会うのは困難です。さらに男子校出身者は、過去の人脈を掘り返すこともできません。共学出身者であれば、同窓会で元クラスメイトの女性と再会するというようなチャンスがあります。共学出身者はそういった過去の遺産を持っています。男子校出身者は、現在のみならず過去に期待することもできません。過去・現在・未来において、女性との自然な出会いを期待することは難しいでしょう。詰みの状況と言えます。

だからこそ、男子校出身者がモテるために最もすべき努力は、女性との出会いを求めることです。待っていても何も起こりません。自分から積極的に動く必要があるのです。年頃の女性がある程度存在する環境で、何の不自由もなく出会うことができる、「出会いゆとり」の男達がいるのも事実でしょう。彼らはいわば、たくさんの作物が実る潤った土地で、その恩恵にあずかっている農耕民族です。一方、我々男子校出身者は砂漠の民です。こんな貧しい土壌では、作物はいっさい採れません。だから、農耕民族のように暮らそうとしても生きていけません。餓死します。望んでいようがいまいが、女性と出会うためには、今の環境から飛び出して、狩猟民族として生きる道を選ぶしかないのです。

でも、「出会いを求めて必死になるのは、なんかダサい」と感じるかもしれません。昔の僕がそうでした。というか、出会おうと必死になっているのを他人から笑われたくない、と思っていました。ですがあなたは、自分の土地では作物が採れず必死で獲物を追い回して生きるしかない狩猟民族をあざ笑うことができますか?必死に生きようとしている人を笑う事なんてできませんよね。女性との出会いがないから、必死に出会おうとしている人を見て、あざ笑う人はいません。もしいたとしたら、何もわかっていないただの愚か者です。そんな愚か者の存在を気にしてやる必要はありません。マインドチェンジして、狩猟民族として生きていく覚悟を決めましょう。

出会いの場に赴くべし

女性との出会いを求めて、狩猟民族として生きていく覚悟を決めたあなたは立派です。さて、ではどのようにして女性と出会うかについて説明します。待っていても出会いは巡ってきません。狩猟民族として生きる我々は、女性との出会いの場に積極的に赴く必要があります。女性と出会うために、人一倍の努力をしましょう。僕の実体験を踏まえ、出会いの場について解説します。

女性との出会いの場
  • 合コン(飲み会)
  • 婚活パーティー
  • マッチングアプリ
  • ナンパ
  • キャバクラ・ガールズバー

僕が思いつくのはこのぐらいです。一つずつ解説していきます。

合コン(飲み会)

まずは男女の出会いの定番「合コン(飲み会)」です。女性との出会う方法について、僕は合コンをいちばんおすすめします。理由は、女性との人脈がなくとも、同性(男性)の人脈があれば参加することができるからです。合コンに呼ばれる男になれば、それだけで女性との出会うチャンスが巡ってきます。また、男女複数人ずつ参加しますから、女性と1対1では緊張するという初心者にもおすすめの出会いの場です。あと、コツさえつかめば、合コンで出会った女性の人脈を活用して、さらに別の合コンを開いてもらうというコンボが可能になります。初心者~上級者(?)まで、あらゆる男性におすすめしたい出会いの場が合コンです。

過去に合コンについての記事を書いています。よかったら読んでください(^^)

婚活パーティー

次におすすめしたいの出会いの場は、婚活パーティーです。この手の会合は様々な名称がありますが、「どこかしらの団体が主催した、男女の出会いをセッティングしてくれるパーティー」のことです。この記事では、「婚活パーティー」と表現することにします。合コンは、お誘いがなければそもそも行けません。そういった人脈に期待できない人には、婚活パーティーへの参加がおすすめです。

婚活パーティーは、それなりの都会では毎週のように開催されています。「婚活パーティー ○○(自分の住んでいる地域)」等でグーグル検索すれば、かなりの数がヒットします。いろんな主催者が、かなりの頻度で開催しているのがわかると思います。形式も多種多様で、数百人規模の立食パーティーから、数十人規模の着席形式のものまでいろいろあります。情報が多すぎて、一体どれに参加すれば良いのか悩んでしまうほどです。

僕は、「回転寿司型」と言われるタイプのものをおすすめします。回転寿司型とは、着席形式の婚活パーティーです。女性の席は固定で、男性は女性の対面か隣に座ります。1:1で数分間話した後、男性はひとつ隣の席に移動して次の女性と話す、といった具合です。女性と1:1で5分~10分 話して、それを5~10回 繰り返す感じです。確実に複数の女性と話せるのがポイントです。無理してでも話さざるを得ない状況になりますが、強制的に自分を追い込むことができます。狩猟民族にはそれぐらいがちょうどいいと思います。一方、立食パーティーでは、自分から女性に話しかける必要があります。話しかけるには勇気ときっかけが必要ですし、何もしなければ女性と一切話さずに終わります。回転寿司型は絶対に女性と話せますのでおすすめです。

また、回転寿司型婚活パーティーは、食事が提供されない場合が多いです。僕の参加したことがあるものは、ペットボトルのお茶を1本渡されるぐらいでした。これの何がいいのかと言うと、参加費が安く済むことが多いということです。参加費は4,000円~7,000円ぐらいだったと思います(場所とか主催者によります)。婚活パーティーは割と高額なものが多いので、運営費等を考えると妥当だと思います。立食パーティーなどの食事やアルコールを提供する必要のあるものは、飲食代のコストがかかりますので、参加費が高めの場合が多いです。回転寿司型の婚活パーティーは、女性と出会うためだけに合理的に特化した形式と言えます。

話せる女性の数、参加費の観点から、回転寿司型の婚活パーティーをおすすめします。女性と1:1で話す機会が複数回与えられるので、女性との会話に慣れることができます。いい結果に結びつかなくとも、参加するだけでも貴重な経験が得られるはずです。

なお、回転寿司型の婚活パーティーの欠点は、女性と1:1の会話なので、会話が行き詰まった時に自分でなんとかするしかないことです。女性と接する機会に恵まれてこなかった人は、緊張して何を話せばいいのかわからないかもしれません。女性とふたりきりでの会話のコツについて書いた記事がありますので、参考にしてください(^^)

結論、僕は婚活パーティーでは回転寿司型のものをおすすめします。なお、「回転寿司型」というのは俗称であって、婚活パーティーのサイトでいろいろな呼ばれ方(表現)をされています。婚活パーティーを探す際は、「1:1で女性と数分間話して、それを何回か繰り返す形式のもの」かどうか、イベントの詳細を確認する必要があります。地道に探せば、きっと参加したくなる婚活パーティーが見つかると思います。ご武運を!

マッチングアプリ

マッチングアプリの活用もいいと思います。以前は「出会い系サイト」なんて呼ばれていましたが、今では「マッチングアプリ」というおしゃれな呼び方になりました(笑) 僕も試したことはあるのですが、あまり成果は得られませんでしたので、残念ながら有用な情報を提供することはできません(^^;) ひとつ言えることは、やるのであれば有料のものがおすすめです。無料のマッチングアプリはありますし、無料で出会えるに超したことはありませんよね。でも、無料のマッチングアプリは全く女性と出会えません(泣) 工業高校とか、ほぼ男子校ぐらいの男女比だと思います。ケチらず、ちゃんと課金した方が吉です。月に数千円かかりますが、課金した方が実際に女性と出会える確率が上がります。

ナンパ

ナンパも立派な出会いの手段だと僕は思います。斜に構えて、「ナンパとかチャラすぎ!日本男児はもっとストイックであるべき!もっと健全な出会い方あるでしょ。ナンパは不健全!不潔!」とか甘っちょろいことを考えていた時代が僕にもありました。でも、我々は狩猟民族です。ナンパも手段のひとつとして活用しなければ、女性とまともに出会うことはできません。ですが実際のところ、ナンパは初心者にはおすすめできません。街中で女性に声をかけるのは勇気がいりますし、声をかけたところで冷たくあしらわれるのが関の山です。女性への苦手意識が高まるという大きなデメリットがあるので、初心者のうちはやめておいた方がいいです。ただ、女性と出会う手段として、ナンパという手段もあるということを覚えておくといいでしょう。

キャバクラ・ガールズバー

女性との接点を持つ場として、キャバクラ・ガールズバーといったものがあります。個人的にこれもおすすめできません。理由は、「女性と接するにはお金がかかる」という潜在意識が芽生えてしまうからです。でも、高い勉強料になりますが経験として行ってみるのもアリだと思います。くれぐれも、ハマりすぎないように注意しましょう(笑)

僕のおすすめとしては、男友達の人脈を利用する合コンか、単身で臨む婚活パーティーのいずかです。まずはこれらに参加してみて、女性に慣れていくといいでしょう。

不平等の悔しさを原動力にすべし

我々男子校出身者は、周囲からチャラいと言われるぐらいのレベルで行動しないと、人並みの出会いを得ることができません。共学出身者が当たり前のように手に入れてきた程度の出会いをするために、大きな苦労をすることになるわけです。また、世の中の人からしてみれば、あなたが男子校出身で女性との出会いに苦しんでいるというハンデを背負っていても、「かわいそうだ」「優しくしてあげよう」とはなりません。青春時代に女子と接する権利を奪われていようが、誰も哀れんではくれません。「モテないのは男子校出身だからじゃない、お前のその性格が問題なんだ」とすら言われる始末です。そして、「これまでモテなくて苦しんできた分、これからの人生はモテまくりにしてあげよう!」と神様が現れて魔法をかけてくれるなんていうことも当然ありません。

何も悪いことをしていないのに、男子校に通ったというだけで被った損害は計り知れません。理不尽と不平等を感じて当然の事態です。悲しいと同時に、悔しさも沸いてくることでしょう。悲しさは気力を奪いますが、悔しさはあなたの原動力になります。悔しさを原動力にして行動に移しましょう。でも、誰が悪いというわけではないので、悔しさから生じる怒りの矛先を他人に向けるわけにもいかないですよね。そこで、その怒り・憤りを、自分の筋繊維にぶつけてみてはいかがでしょうか。そう、つまり筋トレをしましょうということです(唐突)。あなたの怒りをぶつけられた筋肉は成長し、屈強な肉体に進化することができます。引き締まった体は、確実にあなたの武器(モテポイント)になります。個人的にはトレーニングジムに通ってみるのをおすすめします。ジムに通う事でモテるようになるという記事を以前に書きました。よかったら読んでください。

また、悔しさから生じる原動力を糧に、上で解説した出会いの場に赴くのもいいと思います。

モテたい男が読むべき記事

その他、男として魅力的になって、モテるようになるための方法を書いています。よかったら読んでください(^^)

まとめ

良くも悪くも、男子校に通ったという過去は変えられません。でも、これからどう行動していくかで未来は変えようがあります。世の中がいかに理不尽でも、あきらめずに生きていきましょう。男子校出身の同志よ、ともに自分の人生をいいものに変えていこうではありませんか。

少しずつですが、日常をより良く変えていきましょう!

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