ダイエットのやる気を維持する方法

ダイエット 私生活

「夏までに痩せる!」と意気込んでダイエットを始めても、三日坊主で終わってしまう方も多いのではないでしょうか。もしくは、夏までに痩せることができたとしても、夏が過ぎたらやる気がなくなって元の体型に逆戻り・・・なんて方もいると思います。ダイエットを始めるにはかなりの意気込みが必要となりますし、ダイエットのやる気を維持し続けるのはさらに難しいです。ダイエットは決して楽ではありません。ですが、やる気を保つためのコツはあります。この記事では、ダイエットを続けるためのやる気を維持する考え方について解説します。

現代におけるダイエットの難易度は「超ハード」

ダイエットの方法は非常にシンプルで、以下の2つをすればいいだけです。

ダイエットの方法
  • 食事制限(食べル量を減らす)
  • カロリーを消費する(筋トレや運動をする)

食べる量を減らして、運動でカロリーを消費することで、理想の体型に近づくことができます。なるほど、非常にシンプルですね。ハイ、簡単!・・・とはなりません(^^;) 実際にダイエットしようとしても、思い通りにいかない人が大半だと思います。この現実が、ダイエットの難しさを物語っています。

その理由は、現代におけるダイエットの難易度が「超ハード(非常に難しい)」だからです。食事制限・カロリー消費のどちらも、非常に難しい時代になっているのです。あなたのダイエットがうまくいかないのは、生まれた時代が悪かったと言っても過言ではありません。

まず、食事制限が難しいのは、手軽にカロリーを摂取できてしまうからです。数百円も出せば、スナック菓子やジャンクフードを食べることができます。それらは、おいしくてカロリーが高いです。深夜に食べるポテトチップスやカップラーメンのうまさ、半端じゃないです。安くて手軽に食べられるし、その誘惑は半端ないし、つい手を出してしまいますよね(^^;)

たとえば、ポテトチップスがおいしくなかったり、1袋5千円で値段が高かったり、食べる準備に2時間かかったりするのであれば、誰も手を出しません。ダイエット成功です。ですが、「うまい・安い・手軽」の3拍子そろっているので、気づいた時には食べ始めてしまいます。そして、気づいた時には既に食べ終わっています。かっぱえびせんのキャッチコピーが「やめられない止まらない」なのも納得です。現代は、超お手軽にカロリーを摂取できてしまうのが問題なのです。大昔、人類は飢えに苦しんでいた時代があります。生きるために数時間 獲物を追い回しても、仕留められずに食べられなかった時代もあったことでしょう。それを考えると、今はとてもいい時代になりました。ですが、ダイエットする上では非常に厳しい時代になったと言えるでしょう。

次に、カロリー消費が難しいのは、テクノロジーの発達によるものです。大昔の人々は、手に槍を持って獲物を追い回していました(というイメージです(^^;))。日常的に体を動かして、カロリーを大量に消費していたわけです。大昔でなくとも、農業・林業・漁業が盛んだった頃までは、仕事で体を動かす人も多かったことでしょう。仕事面だけではありません。車がなかった頃は歩いて移動したり、家事をするのも川へ洗濯に行く必要がありましたから一苦労だったことでしょう。また一昔前は、趣味といえばスポーツやアウトドアが主流で、娯楽をするのにもカロリーを消費していたと思います。でも現代では、デスクワーク勤務の人が圧倒的に増え、車・電車を使って移動して、スマホ一つあれば寝転びながら娯楽ができてしまいます。そう、現代人はテクノロジーの発達によって、日常的にカロリーを消費しなくなってしまったのです。カロリーを消費するには、わざわざジムに通ったり、わざわざ自宅で筋トレしたり、わざわざランニングに出かけたりする必要があるのです。非常に面倒ですね(^^;)

このように、現代におけるダイエット難易度は、超ハードだということを覚えておきましょう。

きっかけには承認欲求を利用する

ダイエットをする上で1つめのハードルになるのが、始めるきっかけです。漠然と「痩せたいなー」と思っていても、実際にダイエットを始めるのは非常に難しいです。上で書いたように、ダイエットの難易度は超ハードなので、よほどの意気込みがない限り始められません。

ダイエットのやる気を出すきっかけとしては、自らの承認欲求を利用するのがおすすめです。「痩せてカッコよくなりたい」「イケてると思われたい」「モテたい」・・・そういった自分の感情をうまく利用するのがダイエットのきっかけとして最適です。

人間の承認欲求による原動力は馬鹿にできません。半端ないです。承認欲求は、「仲間から一目置かれたい」「SNSでイイネを得たい」というような、多かれ少なかれ誰もが持っている本能的な欲求です。SNSが普及しているのは、人間が承認欲求の塊だということを証明していると言えるでしょう。SNSをやっていない人からすると、「SNSの何が楽しいの?」「わざわざ写真や動画を加工して投稿するのって面倒じゃない?」と思うかもしれません。ですが、一度でも「イイネ!」をもらった人ならわかると思いますが、「もっとイイネをもらうために頑張ろう」と思ってしまうのが人間です。承認欲求によって、人の行動力は跳ね上がります。承認欲求にはそれほど大きなパワーがあるのです。

話を戻しますが、ダイエットを始めるきっかけとして、承認欲求を利用するのが効果的です。具体的には、「脱げる体になること」を目標としてダイエットを始めるのがおすすめです。僕は、友人と夏に海に行く約束をしたのをきっかけに、ダイエットに頑張ることができました。当時は見栄張りだったので(笑)、「友人にいい体だと思われたい!」とか、「もしかしたら海で女の子との出会いがあるかも!?(*゚∀゚)=3」とかいろんな事を妄想して、週4回ぐらいのジム通いに励みました。その甲斐あって、海に行く頃にはかなりいい体に仕上げることができました。友人と海やプールに行く約束をするのは大いに効果があると思います。後には引けなくなって、自分を追い込むことができますからね。痩せるには2~3か月かかりますから、春ごろに海やプールに行く予定を立てるといいでしょう。

あと、SNSをやっているのであれば、ダイエット中の自分の体の写真を毎日投稿するのもいいでしょう。イイネをもらうために必死になれると思います。

承認欲求だけで継続するのはキツい

人間の承認欲求による行動は、爆発力はありますが持続力に欠けます。ダイエットのやる気を引き出すきっかけとしては最適ですが、ダイエットのやる気を継続するには弱いです。

実際に僕は、「友人と海に行く」というのを目的にダイエットをして、それなりの効果を得られました。友人にもそれなりに良い体に仕上がったことを褒めてもらえました(でも残念ながら、女の子との出会いはありませんでしたが(笑))。でも、海に行った後は目標を失ってしまって、ダイエットをするモチベーションが大きく低下して、ジムに行く頻度も減りました。ダイエットに真剣に取り組んだ期間はせいぜい2ヶ月程度でした。承認欲求を満たすこと目的にして始めたことは、誰も褒めてくれなくなった途端、一気に冷めてしまうのです。

また、SNSをやり始めてすぐの頃は少しのイイネをもらえただけでも満足できますが、SNSを続けていくうちに少しのイイネでは物足りなくなっていきます。麻薬と同じで、同じ量では刺激が足りなくなっていくのです。「もっと多くのイイネが欲しい!」と、どんどん欲張りになっていきます。果てしないイイネ欲と戦っていく必要があり、キリがありません

いずれにせよ、承認欲求をきっかけにした情熱は、熱されやすく冷めやすいという特徴があると思います。

ダイエットを継続するためのコツ

承認欲求だけではダイエットを継続するのは非常に難しいです。ダイエットを継続するには、「結局は自分のためにやる」という心意気が必要になってきます。「他人にカッコいいと思われたい」というような他人の目線を意識していては長続きしません。「ダイエットをするのは自分にとってメリットがある」と心から理解することが、ダイエットを継続するための一番のコツだと僕は思います。

ダイエットをするには、時間もやる気も必要になってきますから、正直に言うと本当にめんどくさいです(笑) それを継続するなんて、正気の沙汰ではありません。でも、めんどくさい以上のメリットがあるとすれば、継続することは可能です。そこで、僕自身がダイエットを継続するために心に刻み込んでいる、ダイエットのメリットを紹介します。

ダイエットのメリット
  • 食べる量を減らすと人生を長くできる
  • 体を鍛えると人生の密度が濃くなる
  • 健康になると節約できる
  • 絶頂の自分で居続けられる

一つずつ解説していきます。

食べる量を減らすと人生を長くできる

「食べる量を減らすことで人生を長くできる」というのがメリットの1つめです。「痩せて健康になれば、そりゃあ長生きできるでしょ」というのは、何となくわかっていただけると思います。伝えたいのは、「単純に寿命が延びる」というだけの話ではありません。太っていると生活習慣病にかかりやすくなりますし、大きな病気にかかるリスクも高まります。歳をとってから大きな病気にかかってしまったら悲惨です。ベッドで寝たきりの70歳になるのか、動ける70歳になるのかでは大きく違います。人生の長さとは、どれだけ動ける体で居続けられるかだと思います。やっぱり動ける老人になりたいですよね。ダイエットをして、動ける老人を目指しましょう!

ただ、「そんな歳をとってからの話をされてもピンとこない!今を楽しみたい!おいしいものをたくさん食べたい!」という人も多いかと思います。確かに、老後の話をされてもやる気が起きないかもしれません(^^;) でも、食べる量を減らす事は、今を生きる人にとっても重要です。

食べ過ぎて気を失うように寝てしまった経験はありませんか?また、昼食を食べた後は眠くなってしまうと思います。これは、食べたものを消化する事に体が必死になってしまって、脳に十分な血液が送られなくなり、頭がぼーっとするからです。食事をすることによって、集中力が下がったり、眠くなったり、めんどくさくなったり、人としての能力が低下してしまうのです。そして、食べる量が多いほど消化するのがたいへんになりますから、能力低下の影響が大きく、長時間続きます。実際に僕は、焼き肉食べ放題に行った時にそれを感じました。昼に行ったのですが、家に帰った後、何もする気が起きなくて、昼寝をして、晩ご飯の時間になるまでの時間をムダに過ごした経験があります。食べ過ぎることで、完全にダメ人間になってしまったのです。ダメ人間になってしまって何もできない時間って、もったいないと思いませんか?逆に、食事制限をすることで、消化によるパフォーマンス低下の時間を短くすることができます。その浮いた時間で、大切な人と過ごしたり、自分の好きなことができるようになります。その方が、いい人生といえるのではないでしょうか。

食欲というのは非常に強力です。誘惑が半端ないです。たまには大食いして気絶するように寝るのもいいでしょう。気持ちいいですからね(^^;) でも、食事の後にやる楽しいことを想像して、天秤にかけることで、踏みとどまるようにしましょう。食事制限をすることで、もっと有意義な時間を過ごすことができますよ!

体を鍛えると人生の密度が濃くなる

ダイエットは食事制限の他にも、運動してカロリーを消費する必要があります。僕の場合、ジムに行って筋トレと有酸素運動を行っています。ジムに行くと、ジムへの移動・トレーニング・入浴で、1回あたり2時間ぐらいかかります。週に3回 ジムに通うとすれば、1週間に6時間かかることになります。けっこうな時間をダイエットのために使う必要があるわけです。

でも、この週6時間というのは決してムダな時間とは思いません。運動の習慣が身につくことで、体が引き締まってかっこよくなるだけではなく、体力が向上して疲れにくい体になります。疲れにくいので、エネルギーが有り余って活動的になります。活動的になることで、トレーニングにかけた時間以上の人生の充実度を自分に提供してくれます。結果として、ダイエットを習慣化することで、人生の密度が濃くなると言えます。

健康になると節約できる

ダイエットのメリットとして、「節約できる」というのも挙げられます。まず、食べる量を減らす事によって食費が抑えられます。また、ダイエットを続けることで、健康な体を維持できます。健康な体を維持することで、大きな病気にかかる確率も減りますから、将来的な医療費も抑えられるはずです。動ける老人になることは、節約にも大きく貢献します。

絶頂の自分で居続けられる

僕は、「絶頂の自分で居続けられる」というのが、ダイエットを習慣にすることの最大のメリットだと思います。運動する習慣が身につくと、心身ともに強化された状態になります。ドラクエで言うと、バイキルトとスカラがかかった状態になります(わかりにくい例えですいません(^^;))。

体力がつくことで行動的になって、人生の充実度が上がるというのが、上で挙げた肉体面での強化です。その他にも精神面が強化されます。仕事や交友関係で、避けては通れない厄介な人間っていますよね。接しているだけで疲れてしまうような相手です。精神面が強化されることで、こういった厄介な相手と接しても疲れにくくなります。また、精神的が強化されると自信に満ち溢れてきます。この自信こそが、厄介な人間から攻撃を受けにくくする抑止力にもなります。ダイエットで精神的に強化されることで、人間関係の改善もできるのです。運動する習慣を身につけることで、その他にも様々な効果があります。総じて、ダイエットを継続することは、絶頂の自分で居続けられることにつながります。絶頂の自分で居続けることで、人生の充実度が圧倒的に高まります

過去に、ジムに通い始めたら人生が変わったという話を書きましたので、よかったら読んでください(^^)

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そもそも食べなければ太りません。でもそれはできません。でも、食べ方を少し工夫するだけで太りにくくなります。忙しい現代人には、「運動して痩せる」よりも「食べ方を工夫する」のが合っていると思います。よかったら読んでください(^^)

「モテたい!」という思いは、ダイエットの大きなモチベーションになります。実際効果抜群です。よかったら読んでください(^^)

まとめ

今回の記事では、ダイエットを続けるためのやる気を維持する考え方について解説しました。

現代におけるダイエットの難易度は「超ハード」で、あなたのダイエットがうまくいかないのは、生まれた時代が悪かったと言えるでしょう。

ダイエットを始めるための起爆剤として、自分自身の承認欲求を利用するのがおすすめです。承認欲求で人の行動力は跳ね上がります。ダイエットを始めるにあたり、友人と海やプールに行く約束をしたり、SNSでダイエット中の自分の体の写真を毎日投稿するといいでしょう。

ですが、承認欲求をきっかけにした情熱は、熱されやすく冷めやすく、持続力に欠けます。他人からの目線を意識するのではなく、「ダイエットをするのは自分にとってメリットがある」と心から理解することが、ダイエットを継続するための一番のコツだと僕は思います。僕自身がダイエットを継続するために心に刻み込んでいる、ダイエットのメリットを紹介しました。

食べる量を減らすことで人生を長くできます。食事制限をして健康になることで、動ける老人を目指しましょう。ベッドで寝たきりの70歳になるのか、動ける70歳になるのかでは大きく違います。また、食べる量を減らす事で食後のパフォーマンス低下を抑えることができます。食べ過ぎて気絶するように寝ることがなくなります。その浮いた時間を有意義に過ごせるようになります。

体を鍛えることで人生の密度を濃くすることができます。運動の習慣が身につくと、体が引き締まってかっこよくなるだけではなく、体力が向上して疲れにくい体になります。エネルギーが有り余って、トレーニングにかけた時間以上の人生の充実度を提供してくれます。

健康になることで節約につながります。まず、食べる量を減らす事で食費が抑えられます。また、ダイエットで健康な体を維持することで、大きな病気にかかる確率も減って将来的な医療費も抑えられるはずです。

ダイエットを習慣化すると、心身ともに強化された状態を維持することができ、絶頂の自分で居続けられます。肉体面が強化されることで人生の充実度が向上し、精神面が強化されることで人間関係の改善ができます。

少しずつですが、日常をより良く変えていきましょう!

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