モテ・人間関係・貯金…人生が好転する最強の考え方「DIYマインド」について解説

DIYマインド 精神改善

「DIY」とは”Do It Yourself”の略で、「自分自身でやる」という意味です。「何でも自分自身でやるぞ!」という心意気を持って行動するようになることで、確実に人生が好転します。人間関係を改善できたり、モテたり、お金が貯まるようになったり…、あらゆる面で幸福感を得られるようになります。理由はとてもシンプルで、幸せへのハードルが下がって、あらゆることに幸福感を感じられるようになるからです。この記事では、DIYマインドが幸福に生きるための最強の考え方であるということと、実際に行動することの重要性について、僕の実体験をもとに解説します。

DIYについて

DIYといえば、ホームセンターで材料を買ってきて、本棚とか犬小屋を自分でつくる趣味のようなものをイメージすると思います。一般的には全くもってそのとおりです。ただし、この記事では、”Do It Youeself”=「自分自身でやる」という、DIYの本来の意味合いで使用します。実際に自分で何かをつくるというよりも、自分の行動の根底に置いておくべき心構えとしてこの記事では解説します。なお、「DIYマインド」というのは僕の造語なので、あまり深く考えないでください(笑)

期待しない方が幸福

まず、人の幸福とは何によって生じるかについて書きます。「幸福について書くとは大きく出たな」と思うでしょうが、あくまで一個人の意見ということで聞いてください(^^;) 幸福とは、その人自身が抱く期待と大きな関係があると僕は思います。期待を大きく持つ人ほど不幸になりやすく、あまり期待しない人は幸福になりやすいと考えます。

例えば、電車に乗るお年寄りの話をします。ある老人は「若者は自分に席を譲って当然」という考えを持っている、他人への期待が大きい人間だったとします。そんな老人は、席を譲ってもらえなければ「なんで自分は座れないんだ」と不満を抱くことでしょう。もし席を譲ってもらえたとしても、それが当然と考えていますから、譲ってくれた人に感謝をしないことでしょう。こういった人間は幸福へのハードルが高く、不幸になりやすいと思います。一方で、「席を譲ってもらえるのは当たり前ではない」と考える、周囲にあまり期待を持たない老人がいたとします。席を譲ってもらえなくとも、「電車が混んでいるし仕方ない。立っておこう」と考えて特に不満を持つことはありません。もし席を譲ってもらえたら、幸福を感じて譲ってくれた人に感謝することでしょう。このようなタイプの人は、幸福のハードルが低いため、幸福感を得られやすいと思います。つまり、期待を持たない方が幸福になりやすいということです。

期待を完全に捨てるのは不可能

期待を持たなければ幸福になれると簡単に書きましたが、人間である以上それはほぼ不可能です(^^;) 人というものは、他人や置かれた環境に期待してしまうものです。それに、「期待してはいけない」というような義務感を背負ってしまうと、ネガティブで卑屈な人になってしまいます。「何にも期待できないし、どうせ自分なんて幸福になれない。いくら頑張ってもムダ」というような考え方に陥ってしまうことでしょう。これでは良くありません。

「周囲には期待しない。だからこそ、自分でやれるだけやってやる!」という心意気を持てるようになるのが理想です。この、他人には期待せずできる限り自分で何とかしようという「DIYマインド」こそ、幸せになるための最強の心構えだと思います。

やるかやらないかでは大きな違い

期待を捨てた方が幸福になれるとわかっていても、それを頭の中で考えるだけでは、自分自身を心の底から納得させることは難しいです。心の底から納得しないと、「人に頼らずに生きるのは不可能だ」とか「この世の中に絶望するしかないのか」とかネガティブに陥ってしまいます。ではどうすればいいのかというと、実際に自分でやってみるのがいちばんです。そう、まさにDIYです。頭で考えるだけではなく、実際にやってみることで、大きな違いが出ます。具体的には、自分でやってみることで、「他人への甘えを捨てること」と「他人に敬意を持つこと」ができるようになります

ベジータに学ぶDIYマインド

突然ですが、ドラゴンボールのベジータというキャラクターの話をします。ベジータは、主人公の悟空(カカロット)のライバル的なポジションです。非常にプライドが高く、何かにつけて悟空に悪態をつくことが多いキャラクターです。そんなベジータですが、ドラゴンボールZの終盤でついに悟空(カカロット)の強さを認めます。

ベジータ「がんばれカカロット…おまえがナンバーワンだ!!」

あのプライドの高いベジータが、悟空に敬意を表した感動的なシーンです。「DIYの話をしているのに、いきなりドラゴンボールの話をするってどういうことなの?」と感じるでしょうが、まぁ最後まで聞いてください(笑)

ベジータが悟空に敬意を表するまでの流れを説明します。ドラゴンボールZのラスボスである魔人ブウ戦でのことです。まず悟空が魔人ブウと戦います。魔人ブウはラスボスなのでむっちゃ強いのですが、悟空はそれなりにいい戦いをします。その後、ベジータは悟空と交代して魔人ブウと戦います。ベジータもそこそこ強いのですが、魔人ブウには全く歯が立たずに、一方的にやられてしまいます。ボコボコです。

ベジータ「なんという速く重い攻撃だ…!!!カカロットはこんなヤツと闘っていたのか…!!」

ベジータは魔人ブウと戦ってみて、悟空の偉大さに気づきました。そう、自分でやってみて初めて、他人に敬意を持つことができるようになったということです。

DIYすることで、他人をリスペクトできる

人というものは、他人の苦労を理解するのが非常に難しい生き物です。他人がやっていることはどうせ大したことではないと感じてしまうようにできています。ですが、自分で実際にやってみることで、他人の苦労を理解して敬意を持てる(=リスペクトできる)ようになります。

僕の場合で言うと、自炊をするようになって他人をリスペクトできるようになりました。僕が子どもの頃は、母親が当然のように食事を作ってくれていました。一人暮らしを始めて自分で自炊をするようになって初めて、その苦労に気づきました。自炊では、何を食べるかを考えて、食材を買ってきて、つくって、片付ける。それを1日に2~3回、毎日やらないといけない。実際にやってみて、これがかなり面倒な事だと気づきました。それと同時に、それをやってくれていた母をリスペクトすることができるようになりました。「自炊は、なんという手間のかかる行為だ…!!!母親は毎日こんな面倒なことをしていたのか…!!」と感じるようになりました。まるでベジータのように(笑)

それだけではありません。自炊するようになって、料理を提供してくれる人々全般にも敬意を持てるようになりました。例えば、飲食店の店員さんです。千円も払えば、おいしいものをお腹いっぱいに食べることができる店がたくさんあります。自分で食事をつくる手間を考えれば、破格の価値と言えます。ありがたいことですね。一方で、店員さんに横柄な態度をとる人間がいます。そういった人間はきっと、自炊していないんだと思います。自分で食事をつくる苦労を知っているのであれば、他人にあんな態度を取れないでしょうから。

実際に自分でやってみることで、その苦労を理解できるようになります。そうなると、他人に期待せず、リスペクトできるようになります。他人がしてくれたことに素直に感謝できるようになります。

DIYマインドによって人生は好転する

実際に自分でやってみるという経験により、心が浄化されていきます。そして、何事も自分でやってやろうというDIYマインドが身につくことで人生は好転します

仕事では、責任感が向上して人当たりも良くなりますから、上司からの評価も上がって同僚からの評判も良くなります。女性関係においても、卑屈にならずに下心なくコミュニケーションがとれるようになることで、結果的にモテるようになります。自炊することで、外食が減ってお金が貯まるようになります。人生におけるあらゆる面が改善され、得られる幸福感が加速していきます。

「自分の心が変われば、感じ方が変わって行動が変わる」とよく言われます。DIYマインドはまさにこれです。DIYマインドを身につける上では、まず実際にやってみることが重要です。何でもいいと思いますが、個人的には自炊がおすすめです。休みの日でもいいので、まずは1日2食(昼と夜)、つくってみることから始めるといいでしょう。自分でつくったものは不思議とおいしく感じますよ(^^)、むちゃくちゃ面倒ですが(笑) 自炊がきっかけになって、DIYマインドが身につき、あとは流れで人生が好転していくはずです。自炊未経験者の方でも、YouTube等でいくらでもレシピは見つかります。便利な世の中になったものです。ぜひお試しあれ。

DIYマインドのきっかけ

DIYマインドがあるかどうかで、人生の幸福度が大きく変わるのではと考えるようになったのには、きっかけがあります。それは、仕事上でモンスタークレーマーの相手をしていた経験によるものです。彼らは要求が多く、こちらが言うことを聞かなければ怒鳴ってくるようなタチの悪い人間でした。でも、彼らはなぜかそんなに幸せそうではありませんでした。そんな中、彼らと接している中で気づいたことがあります。彼らは他人に要求してばかりで、自分で面倒な事をやるつもりがなく、人任せでした。他人に対して高い理想を持ち、思った通りに動かなければ他人を責める、そんな人間です。実際に自分でやろうという心意気がなければ、他人の苦労がわからないし、想像もできません。そんな人間は、決して幸せにはなれないのだと、モンスタークレーマー達と接して気づくことができました。

きれい事とリアル

僕は、DIYマインドは幸福になるための最強の心構えだと信じています。でも、24時間365日ずっと「他人に一切の期待をせずに自分で全部やってやる!」と思い続けるのは正直キツいです。不可能です。

人の心には浮き沈みがあり、誰でも二面性を持っています。僕もそうです。「この世界は素晴らしい、ずっと続けばいいのに」と思うこともあれば、「こんな世の中、滅んでしまえばいい」と思うこともあります。DIYマインドはきれい事であり、リアルはそんなにきれいではないのかもしれないです。この記事で僕は、「DIYマインドは素晴らしい!」と書いていますが、精神的に追い込まれているときも同じ考えでいられるかといえば、たぶんムリです(^^;) 「他人に一切期待しないなんていうそんなきれい事、ムリでしょ!」と感じてしまうことでしょう。だからこそ、一番大事なのは、きれいな自分と汚い自分を理解して受け入れることかな、と思います。

まずは、心身の調子がいいときにDIYマインドで行動してみて、調子が悪ければやらなくていいと思います。そうすることで、DIYマインドの持続時間が増えていきますし、しんどくなくなっていきます。ムリのない範囲で続けていくことで、人生が好転していくと思います。

まとめ

この記事では、人生が好転する最強の考え方「DIYマインド」について解説しました。期待を大きく持つ人ほど不幸になりやすく、あまり期待しない人は幸福になりやすいと思います。でも、頭の中で考えるだけでは、自分自身を心の底から納得させて他人への期待を捨てるのは不可能です。実際に自分でやってみる事(まさにDIY)で、「他人への甘えを捨てること」と「他人に敬意を持つこと」ができるようになります。何事も自分でやってやろうというDIYマインドが身につくことで人生は好転します。人間関係を改善できたり、モテたり、お金が貯まるようになったり…、あらゆる面で幸福感を得られるようになります。でも、DIYマインドをずっと維持することは不可能なので、きれいな自分と汚い自分を理解して受け入れて、できる範囲でやってみてください。まずは、休日の食事を自炊することから始めるのがおすすめです。

少しずつですが、日常をより良く変えていきましょう!

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