ムリして周囲に合わせるより、孤独を選ぶ方が幸せになれる

孤独を選択 仕事

周囲に合わせるのをつらいと感じる事はありませんか?職場や学校、たとえ家族であったとしても、自分と合わない人に合わせて生きるのは本当にしんどいです。僕は、ムリして周囲に合わせて生きるよりも、孤独を選んだ方が自分の幸せにつながると思います。この記事では、周囲に合わせて苦しい思いをしている人に向けて、孤独を選ぶメリットについて解説します。

迎合して生き続けるのは地獄

迎合とは、自分の考えを相手や世の風潮に合わせることです。大人になると、自分のわがままだけを通して生きることはできません。相手がいかに嫌なヤツであっても、譲歩して迎合することが必要な場面も多々あります。

しかし、全く譲歩しようとしない嫌な相手に対して、こちらばかりが迎合するのは不平等であり、誰だって嫌です。職場・学校・交友関係・家族などの人間関係の中にそんな嫌なヤツがいると地獄です。近しい存在なので、迎合しなければならない場面が頻繁に発生します。嫌なヤツ相手に迎合して生き続けるのは本当にしんどいです。

人間は孤独に対して大きなストレスを感じる

ではなぜ、相手が嫌なヤツだったとしても、人は迎合してしまうのでしょうか?それは、人間は孤独に対して大きなストレスを感じる生き物だからです。

大昔、人が狩りをしていたころの時代、ひとりになることは死に直結しました。食料にありつくために必死な時代では、獲物を狩るのは生死をかけた大勝負でした。例えば、マンモスを狩るのはひとりではできませんから、チームワークが必須です。そして、その輪を乱すものは集団から排除され、餓死しました。

現代では、ひとりになると即死というわけではありませんが、ひとりになる=死という概念が我々のDNAに刻まれているのでしょう。死を回避するために、人は孤独を感じると強いストレスを受けるようにインプットされています。「寂しいとつらい」と感じるのはそのためです。そしてそのストレスから逃れるために、嫌なヤツにでも迎合してしまうのです。人として生きている以上、同調圧力や嫌な空気感に屈してしまうのは仕方ないと言えるでしょう。

迎合よりも孤独を選択する方がいい

迎合してストレスを感じるか、孤独でストレス感じるか。どちらを取るかですが、結論、僕としては孤独を選択する方がいいと思います。

迎合か孤独か
  • 迎合は一時的なダメージ軽減に効果あり
  • 迎合し続けるのは悲惨な末路しかない
  • 孤独の苦しみは慣れればなんとかなる
  • 孤独を選択すると、自身の成長と周囲の人の変化がある

一つずつ解説していきます。

迎合は一時的なダメージ軽減に効果あり

他人への迎合は、一時的なダメージ軽減に効果があります。嫌なヤツに合わせるなんてしたくないですよね。でも、結局嫌なヤツに合わてしまった経験があるのではないでしょうか。合理的な事を言えば、嫌なヤツの言うことを聞く必要などないのですが、そうしてしまうには理由があります。先ほど述べたように、人は孤独に対して大きなストレスを感じる生き物だからです。嫌なヤツは、気にくわない相手を周囲から孤立させる能力に長けている場合が多いです(こんな能力が高いなんて、本当に嫌なヤツですね(笑))。彼らの機嫌を損ねると、周囲から孤立させられて大きなストレスを感じることになります。また、嫌なヤツの意見に反発すると何をしてくるかわかりません。暴力や暴言、陰湿な嫌がらせをしてくることでしょう。嫌なヤツからの理不尽な仕打ちを受けるより、迎合した方がマシな場合が多いです。迎合は、決して意味のない行為ではありません

迎合し続けるのは悲惨な末路しかない

迎合して一時的にダメージを軽減するのは効果的と言えます。でも、長期にわたって迎合し続けた場合は悲惨な末路しか待っていません。それは、あなたが壊れてしまうか、あなた自身が嫌なヤツになってしまうかのいずれかです。

嫌なヤツに迎合するのは精神的に大きな負荷がかかります。それを長期にわたって繰り返すことであなたの心は壊れていき、いずれ取り返しのつかないことになります。もしくは、自分の心を守るためにあなた自身が嫌なヤツになるしかありません。嫌なヤツは基本的にわがままで無理難題を言ってきますから、まともに従うのは大きなストレスです。そのストレスから逃れるためには、別の人にその無理難題を押しつけるしかありません。もしくは、嫌なヤツと接してたまったストレスを、関係ない人にぶつけてしまうかもしれません。こうなってしまっては、完全に嫌なヤツですよね。恥ずかしながら、僕自身いずれも経験ありです(^^;)

嫌なヤツに迎合し続けるのは、最悪の結末しか待っていません。

孤独の苦しみは慣れればなんとかなる

孤独は人に大きなストレスを与えます。孤独を選択して生きるのは大きな決断ですから、かなりの痛みが伴いますし、とても悲しいことです。でも、一度その覚悟を決めれば、孤独の苦しみにいずれ慣れるようになることでしょう。

孤独を選択すると、自身の成長と周囲の人の変化がある

嫌なヤツに迎合してストレスを感じ続けるか、孤独を選択して一度に大きなストレスを感じるか、いずれをとるかです。どちらも苦しいことですが、僕は圧倒的に後者をおすすめします。孤独を選択することで、将来的に大きなメリットを得られるからです。

まず、孤独に生きる覚悟を決めることで、苦しい状況の中でもひとりで生き抜くための精神力と行動力が身についていきます。そして他人に期待しなくなっていきます。他人に期待しないという考え方は決して悪いものではありません。人に期待していないから、他人の失敗を許せます。また「他人は自分のために動いて当然」と考えませんから、他人がやってくれたことに対してきちんと感謝できるようになります。そう、孤独を選択することで、人として大きく成長できるのです。

嫌なヤツは、他人に対する期待が大きいんだと思います。思考の根底で他人に依存しているのでしょう。他人がやって当然だと思うから、人に感謝もしませんし、思い通りに行かないと怒るのです。他人に期待しないという考え方は、嫌なヤツとは真逆と言えます。

また、孤独を選択した結果、僕自身の体験談ですが周囲の人に変化がありました。周囲の人がいい人になりました。というより、他人への期待のハードルが下がったことで、周囲の人をいい人だと感じられるようになったのです。もちろん、嫌なヤツは嫌なヤツのままですが、それも少しマシに感じるようになりました。また、新しく知り合う人もいい人ばかり寄ってくるようになった気がします。これは、自分で何でもやろうという心意気を持つことで、自立したひとりの人間だと周囲からみなされるようになり、いい人から興味を持たれるようになったんだと思います。

迎合して苦しみ続けるよりも、孤独を選択して人として成長するのが理想と言えるでしょう。僕自身もそれをおすすめします。でも、現実的に考えると、迎合を選択せざるを得ない場面も多々あることでしょう。ですので、まずは迎合によるダメージ軽減でしのぎつつ、自分の心に余裕が出たタイミングで孤独を選択するという戦法から始めるのがいいでしょう。そうすることで、徐々に迎合することがなくなっていき、強い自分を手に入れることができるようになると思います。

ソロ活によって孤独に慣れていく

孤独を選択するのは、最初は怖いです。いくら孤独を選択して自身が成長できるというメリットがあったとしても、恐ろしく感じるものです。孤独という選択に慣れていくために、僕はソロ活をおすすめします。ソロ活とは、ひとり(=ソロ)で活動することです。ソロ活することでひとりでいることに慣れていき、孤独に耐えられるようになっていきます。過去にソロ活に関する記事を書きましたので、よかったら読んでください(^^)

まとめ

今回の記事では、孤独を選択した場合のメリットについて解説しました。

嫌なヤツに迎合してしまうのは、人間は孤独に対して大きなストレスを感じる生き物だからです。人である以上、同調圧力や嫌な空気感に屈してしまうのは仕方のないことです。また、嫌なヤツと対立して理不尽な仕打ちを受けるよりも、迎合した方がマシな場合も多いです。迎合には一時的なダメージ軽減に効果があります。でも、嫌なヤツに迎合し続けると、いずれ悲惨な末路が待っています。あなたが壊れてしまうか、あなた自身が嫌なヤツになってしまうかのいずれかです。

迎合か孤独か。僕は孤独を選ぶことを圧倒的におすすめします。迎合は苦しみが続きますが、孤独は一度覚悟を決めてしまえば慣れることができます。孤独に生きる覚悟を決めることで、ひとりで生き抜くための精神力と行動力が身についていきます。他人への期待のハードルが下がることで、周囲の人をいい人だと感じられるようになっていきます。また、自立した人間だとみなされるようになり、周囲から一目置かれて、いい人から興味を持たれるようになっていきます。結果的に、人間関係が改善していくことでしょう。

しかし、いきなり孤独を選択するのは非常に難しいです。まずは迎合によるダメージ軽減でしのぎつつ、自分の心に余裕が出たタイミングで孤独を選択するという戦法から始めるのがいいでしょう。孤独に慣れていくために、僕はソロ活をおすすめします。ソロ活することでひとりでいることに慣れていき、孤独に耐えられるようになっていきます。

少しずつですが、日常をより良く変えていきましょう!

日常を改善するための考え方・生活習慣についての情報をTwitterでも発信しています。もしよかったらフォローしてください(^^) → Twitterリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました