「自分、最強!」自己肯定感を取り戻す方法

自己肯定感 仕事

最近、「自己肯定感」という言葉を耳にします。「自己肯定感を高めることで、人生が充実して幸せに生きることができる」と言われています。自己肯定感とはざっくり言うと、「自分の存在を評価・肯定できる感情」というような意味です。正直あまりピンときませんよね(^^;) 「自己肯定感が高いこと」の逆の状態を考えるとわかりやすいです。自己肯定感が低い人は、「自分はダメな人間だ(T_T)」と常々感じてしまうのです。このような精神状態では、充実した人生を送って幸せになるのは難しいことでしょう。自己肯定感を高めることで、これと正反対の状態になることができます。つまり、「自分、最強!」の状態です。この記事では、自己肯定感を高めて、幸せに生きることができるようになるための方法を解説します。

自己肯定感を高めるだけで幸せになれる

自己肯定感が低いと、「自分はダメな人間だ」と感じることが多くなり、また、他人の心ない一言に深く傷つけられてしまいます。自分からも他人からも常に責められていると感じており、心は常にクタクタです。このような精神状態では、幸せに生きることなんて到底不可能です。

不幸な人と幸せな人の最も大きな違いは、運のよさではなく、「事実をどう捉えるか」だと僕は考えます。

例えばあなたが銀行に行った時、銀行強盗に遭遇して腕を撃たれて全治2か月の大ケガをしたとします。これはもちろん、不幸な出来事と言えます。「なんで自分がこんな目に(T_T)」と思ってしまいますよね。

しかしながら、こんな出来事が起こったとしても、これを「幸福だ!」と感じる人も少なからずいるそうです。「頭が撃たれてたら死んでいた、生きててよかった!」とか「後日、武勇伝として語れるぞ!」と考えるそうです。こんなことを考えてしまうなんて、陽キャ過ぎだとは思いますが(^^;)

例えが少し極端でしたが、僕が思うのは、幸せか不幸かは、起こった事実をどう解釈するかが重要だということです。

でも、「だから物事に対する解釈を変えてポジティブに生きようぜ(^O^)」なんて言うつもりはありません。そのようなきれいごとで自分を騙そうとしても、そうはいきません。ムリに自分の考えを変えようとしても、いずれは限界が来てしんどくなってしまいます。

上の例えで挙げた陽キャ発言は、かっこつけで言っているわけではなく、心の底からそう思っているのでしょう。腕を撃たれて大ケガをしても、「運がよかった!」と本心から感じているのです。

同じ出来事が起こったとしても、一方の人は幸せだと感じ、一方の人は不幸だと感じる。この違いが生じるのは、自己肯定感が大きく関係していると僕は考えます。自己肯定感が高いと、一見不幸に見えることが起こったとしても、幸せ(もしくはそこまで不幸ではない)と解釈できるようになると思うのです。

自己肯定感が高と、いわゆる「俺スゴイ!」状態になります。そんな精神状態だからこそ、「銃に撃たれても生きてる俺スゴイ!」「普通なら死んでいた、俺スゴイ!」と解釈できるわけです。

つまり、自己肯定感を高めることで、ものごとをよりポジティブに解釈できるようになって、幸せに生きることができるようになるのです。

自己肯定感を高めるには時間がかかる

残念ながら、自己肯定感は一朝一夕で身につくものではなく、即効性のある解決法はありません。しかしこれは、考えようによっては朗報でもあります。長い期間をかけて高める必要がある反面、一度高めてしまえば早々に崩れることはなくなります。長い時間をかけて、自己肯定感を高めていきましょう!

強靱な自己肯定感を築く方法

自己肯定感が高い心理状態は、「自分スゴイ!」という感情です。この域にたどり着くための方法を紹介します。

とはいえ、かつては誰しもがこの気持ちを持っていたはずです。小学生や中学生の頃、自分自身に無敵感はありませんでしたか?「オレ最強!」と思っていたあの頃、いわゆる中二病です(僕だけではないはず(^^;))。誰しもが子どもの頃は、自己肯定感が高いのです。

大人になるにつれ、いろんなひどい目に遭い、いろんなことに挫折した結果、自己肯定感が低くなっていくのです。自己肯定感を高めるというよりも、イメージとしては「強かったあの頃の自分を取り戻す」という感じですね。方法は以下のとおりです。

強かったあの頃の自分を取り戻す方法
  • クソヤロウのために過ごす時間を最小限にする
  • 自虐ネタを言わない
  • 本能的な欲望を抜きにして、一緒にいたいと感じる人と関わる時間を増やす
  • ソロ充を目指す

一つずつ解説していきます。

クソヤロウのために過ごす時間を最小限にする

大人になると責任が大きくなり、守るものも増えてきます。そのために、嫌な人間とも関わらざるを得なくなります。気の合う仲間とだけつきあえばいい、というわけにもいかなくなるのです。

世の中にはろくでもない人間が数多く存在します。それらの人間を今回の記事では「クソヤロウ」と表現します。クソヤロウは、「人に要求ばかり」「対応してあげても感謝をしない」「それどころかケチをつける」「人は自分のために動いて当然と考えている」というような人間のことを指します。こういったクソヤロウは、職場の同僚や客先に一定の割合で存在していると思います。仕事のストレスの大半はクソヤロウと関わることにある、と言っても過言ではありません。みなさんの周りにもいませんか?

クソヤロウと関わって、自己肯定感が上がるわけがありません。むしろ自己肯定感を下げる諸悪の根源です。当然ですが、このような人間と関われば関わるほど、自己肯定感が下がってしまいます。しかしながら、クソヤロウは要求が多いので、相手にしなければいけない時間が必然的に長くなってしまいます。

クソヤロウにかける時間は、極力ゼロを目指しましょう。共に過ごす時間だけではなく、その要求に応えるための時間も含みます。さすがにゼロは難しいので、極力手短に済ませましょう。いかにクソヤロウにかける時間を減らすかを考えましょう。

自虐ネタを言わない

自虐ネタを言うのもNGです。自虐ネタは、人を喜ばせる手段になり得ますが、その一方で自虐ネタはクソヤロウの大好物です。自虐ネタを披露しようものなら、クソヤロウはありがたくいただいてきます。「自虐ネタを言う人=マウントをとれる対象」と認識し、クソヤロウのサンドバッグに成り下がってしまいます。それではますます、あなたの貴重な時間をクソヤロウに費やさなければならなくなります。

強靱な自己肯定感を取り戻すまでは、自虐ネタを言うのは極力やめるようにしましょう。自虐ネタは、心の許せる友達のみに披露しましょう。

本能的な欲望を抜きにして、一緒にいたいと感じる人と関わる時間を増やす

「本能的な欲望を抜きにして、一緒にいたいと感じる人」と関わる時間を増やすようにしましょう。

本能的な欲望に関わる人間関係とは、例えば、職場の上司や魅力的な異性とのつき合いです。出世に関わる上司とのつき合いは金銭的欲求に関係しますし、魅力的な異性とのつき合いは性的欲求に関係します。こういった人間関係は、人間の活力につながりますので、決して悪いとは言いません。うまくいっているうちはいいです。ですが、上司や魅力的な異性に対し、へりくだって媚びを売り続けたとしても、出世できなかったりお付き合いには至らなかったらどうでしょうか。「自分は何をやっているんだろう…(-_-;)」と悩んでしまうことになり、自己肯定感が下がってしまうことでしょう。

「金銭的欲望や性的欲望を抜きにしても一緒にいたい」、そう思える仲間があなたに一人でもいるのであれば、その人と過ごす時間を増やすようにしましょう。大人になってからの人づきあいは、本能的な欲望を抜きにしての関係はほとんどなく、だからこそ貴重な存在です。

子どもの頃の友達って、そういう本能的な欲望を抜きにしてのつき合いだったはずです。それでも、ワクワクした日常がありました。「俺たち最強!」と思える時間がありました。本能的な欲望を抜きにしても一緒にいたいと思える仲間の存在は貴重です。そのような仲間とともに過ごせば、あの頃の感覚を取り戻してくれることでしょう。そしてあなたの自己肯定感を高めてくれることでしょう。

ソロ充を目指す

残念ながら、大人になってからは大切な仲間に出会うことは難しくなります。そして、自己肯定感が低いと、マウント取りのためクソヤロウが寄ってくるようになります。じゃあ友達がいなければゲームオーバーか、と言われればそうではありません。ソロ充を目指すという方法があります。

ソロ充は、一人でも充実した生活を送ることができている状態です。ソロ充になると、自己肯定感が高って精神的に自立できるので、クソヤロウにも寄生されることなく、大切な仲間もできやすい精神状態になります。ソロ充、目指す価値アリだと思いますよ。

ソロ充については、過去に記事を書いてますので、参考にしてください。

まとめ

不幸な人と幸せな人の最も大きな違いは、運のよさではなく、「事実をどう捉えるか」だと僕は考えます。事実を好意的に解釈できるようになると、幸せに生きることができるようになるのです。それには自己肯定感が大きく関わっており、自己肯定感を高めることで、何事も好意的に解釈できるようになり、幸せに生きることができるようになると考えます。

自己肯定感が高いと、「自分、最強!」というような精神状態になります。自己肯定感の高め方のイメージは、中二病の頃の、「強かったあの頃の自分を取り戻す」という感じですね。方法は以下のとおりです。

強かったあの頃の自分を取り戻す方法
  • クソヤロウのために過ごす時間を最小限にする
  • 自虐ネタを言わない
  • 本能的な欲望を抜きにして、一緒にいたいと感じる人と関わる時間を増やす
  • ソロ充を目指す

楽しかった頃のあの頃の感情を取り戻しましょう!

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日々 精進していきましょう!

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